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by osamu_tamura
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天才! 成功する人々の法則

著者が、一時一世を風靡した(?)「ティッピングポイント」の著者である事を知って、読んでみた。

「ティッピングポイント」は、非常に面白い概念なのだけど、実はその昔、その単語だけを拝借していくつかのクライアントのプレゼン企画書に使ってみたことがある。

「この新商品が急に売れ出すティッピングポイントを探るための施策」

みたいな感じだ。
今考えると、我ながら恥ずかしいwww。

でも、そういった流行しそうなマーケティングワードを企画書の中に先取りすると、競合のプレゼンの時にはクライアントの目を惹いたりするので、時々してみると面白いと思う。

で、この本なのだけど、事例が非常にユニークでビジネス書と言うよりも、ノンフィクション作品を読んでいるような感覚で楽しめた。 ただ、明確な結論めいた事や「指示」というのは書いて無くて、「だから明日からこうしなさい」というものは、ない。

自分で自分なりに拾ってこなくてはいけないのだけど、何かを教えてもらおうと思って手に取った人には不満が残るかもしれない。

以下、僕的に、ぐっと来たところ。

・辣腕弁護士フリードマンの成功理由の第二の重要なポイント。→勤勉をいとわなければ人生に責任が持て働きながら大学を卒業できる時代に生まれた点。

・カリフォルニアの農場で働いていたら、農産物をトラックに乗せた以降その農産物がどうなるのか全くわからない。でも、でも、小さな衣料品店で働いていれば、賃金は低く、労働時間は長く、条件や環境も最悪だが成功者の商売の秘密が目の前で見られ独立して仕事を始めるときのコツも学べる。

・飛行機は経験の乏しいパイロットが操縦する方が安全だ。経験の豊富な機長は経験の少ない副操縦士に遠慮無くものが言える。

あたりかなぁ。

他にも、1万時間の法則はもちろん、なぜアメリカの一部地域には抗争が多いのかとか、なぜアジア人二兆時間労働が多いのかなどの民族的な勤勉さに対する考察や、考える(問題を解くためにかける時間)時間についての考察も非常にユニークで面白い。

自分自身の環境をどういうものにおこうかと言うことを考える事と同時に、自分の子供達の環境をどういうところにおいてあげようかと言うことを考えるいいきっかけになった。


天才!  成功する人々の法則天才! 成功する人々の法則
勝間 和代

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読み終えた直後に、読んでいなかった他の著書「ブリンク」も発注。これも楽しみ。
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by osamu_tamura | 2009-08-31 12:29 | ビジネス書-マーケティング