ビジネス書から漫画まで/マーケティング・広告・インターネット


by osamu_tamura
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引っ越します!

いろいろと機能の事を考えて引っ越します。

引っ越し先はこちら・・・。



田村屋書店~乱読千鳥足
本からの気づきや、いろんなつぶやき。とりあえず、オフィシャルな感じww

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# by osamu_tamura | 2009-09-11 17:16 | その他の本
「マーケティング脳というのは、視覚的なイメージで物事を捉える右脳的思考」
「マネージメント脳というのは、言語的に秩序だって物事を捉える左脳的思考」

近年、今までのマスメディアを中心とした広告がどんどん崩壊し始め、ROIといったマネージメント指標に直結するインターネット広告やSEMにシフトしていると言われている。

今、TV広告や新聞広告に投げかけられている言葉というのは、

・誰が見ているのかわからない。
・料金が適性なのかがわからない。
・投資対効果がわからない。

などなど、疑問だらけだ。

一方で、バナー広告やネットワーク広告、リスティングでは、。広告の表示回数やクリック数、はたまた、購入に至までのページ遷移などユーザー動向が数字でレポーティングされるのであるが、はたしてそういった数字だけを見ていてよいのだろうか? その数字をみて「マーケティング戦略」を検討し、施策の修正をして良いのだろうか?

ネット広告からもたらされる各種多様なデータというのは、非常にROI的であってマネージメント脳が好むデータである。 ゆえに、ROI的なデータをフル活用すると、関係各所には説明しやすいし合理的に見えるし、一見合理的で絶対に失敗しそうもない企画や戦略がおそらくできあがる気がしてやしないか。

でも、その合理的な左脳型の理屈や常識で判断をした戦略のみで突っ走ってしまうと、ここに書かれているような失敗への道へとまっしぐらに進んでいく事になりかねないんじゃないか。 広告戦略、マーケティング戦略である以上、マネージメント脳的な発想だけではなく、マーケターとしてロジカルでなくても視覚的・全体的・直感的思考を忘れてはいけないんじゃないだろうか。

そんな事を考えながら一気に読み終えてしまった。

同時に、"第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい "にもあった、「情報を集める事に集中しすぎると情報におぼれる」といったポイントにも通じる事があるように思えた。

ただ、非常にユニークな本なのであるが、「マーケター脳の考えた戦略がマネジメント脳によってぽしゃって、結局失敗した」と言う事例ばかりが多く、逆の「マネージメント脳が止めようと思ったのにマーケター脳が暴走して、結局失敗した」という事例がないのは残念。

きっと、マーケターが書いている本だからそうなのだろうけど、同じ数だけあるんだと思う。

マーケティング脳 vs マネジメント脳 なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?マーケティング脳 vs マネジメント脳 なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?
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同一著者の前作。

ブランドは広告でつくれない 広告vsPRブランドは広告でつくれない 広告vsPR

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一昔前は、広告会社が「ブランドエージェンシー」を標榜していて、ブランド開発、ブランド管理などを積極的にビジネスのキーワードとして前面に押し出していた。

このタイトルは、それにブレーキをかける意味が当時はあったんだろうと思うけど、実は「広告」VS「PR」という対立軸ではなくて、本来の役割を無視して過度の期待を一つの施策に賭けてはいけないと言う事だ。

ブランドの創世記においては、商品その物、キーとなる顧客とのダイレクトコミュニケーション、PR、口コミ、と言ったものが重要であり、ブランドの興隆期や安定期においては、広告には「確認」「確信」「記憶」を維持させる役割がある。(もちろん、もっとあると思うんだけど・・・)

多数の繰り返される過ちの事例が、とても説得力のある形で繰り広げられている。
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# by osamu_tamura | 2009-09-09 20:06 | ビジネス書-マーケティング
「天才!」に引き続き(というか、出版は此方の方が先)、マルコム・グラッドウエルの著作。

これも、「だからあなたは明日からこうしなさい」というものは、ない。

人間って、いろいろなシーンで「判断」や「決断」が必要なのだけど、それをする時に「とにかくデータをたくさん集めて、じっくりとロジカルに考えなければいけない」という訳ではない、と言う事を嫌と言うほど思い知らされる。

もちろん、各種のデータも必要なのだけど(だってデータがないと、その決断について他の人を説得使用とするときには、結構つらい。特にビジネスシーンにおいてはね)、直感とか、別な見方とか、経験とか、感情とか・・・。そういったものを、「忘れてはいけない」と言う事なのだと思う。

直感が判断を狂わせるのではなく、データが判断を狂わせるのだ※」と、読んでみても面白いかもしれない。
※そんな事は本文には書いてないよ。

以下、グッと来たところ。

・「アポロ13号」のキャスティングの時に、「世界中の人たちが、生きてかえってきて欲しいと願うのは誰だろうと考えた」そうしたら、トムハンクスの顔が浮かんだ。彼が宇宙飛行士に向いているかどうかは関係ない。
 →たとえば、キャスティング時に「誰が宇宙飛行士に向いているでしょうか?」と言うアンケートをしたら、きっとトムハンクスは選ばれていなかったんだろうね・・・。

・情報集めに熱中してしまうと情報におぼれてしまう。
→ROIや調査データなんてかなり注意。

・アーロンチェアでのマーケティング調査
→ユーザー調査やマーケティング調査では、マーケットは作れないと言う事にも繋がる。

・感情は顔の表情から始まる
→顔の表情と心理の研究が、3Dアニメーションの技術にまで発展している事に驚き。考えればそりゃそうなんだけど。
→いろんな自己啓発書にも「笑う」ことのよさについて言及があるけど、そこにも繋がる。

他にも多数。

第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
沢田 博

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# by osamu_tamura | 2009-09-08 11:43 | ビジネス書-マーケティング
著者が、一時一世を風靡した(?)「ティッピングポイント」の著者である事を知って、読んでみた。

「ティッピングポイント」は、非常に面白い概念なのだけど、実はその昔、その単語だけを拝借していくつかのクライアントのプレゼン企画書に使ってみたことがある。

「この新商品が急に売れ出すティッピングポイントを探るための施策」

みたいな感じだ。
今考えると、我ながら恥ずかしいwww。

でも、そういった流行しそうなマーケティングワードを企画書の中に先取りすると、競合のプレゼンの時にはクライアントの目を惹いたりするので、時々してみると面白いと思う。

で、この本なのだけど、事例が非常にユニークでビジネス書と言うよりも、ノンフィクション作品を読んでいるような感覚で楽しめた。 ただ、明確な結論めいた事や「指示」というのは書いて無くて、「だから明日からこうしなさい」というものは、ない。

自分で自分なりに拾ってこなくてはいけないのだけど、何かを教えてもらおうと思って手に取った人には不満が残るかもしれない。

以下、僕的に、ぐっと来たところ。

・辣腕弁護士フリードマンの成功理由の第二の重要なポイント。→勤勉をいとわなければ人生に責任が持て働きながら大学を卒業できる時代に生まれた点。

・カリフォルニアの農場で働いていたら、農産物をトラックに乗せた以降その農産物がどうなるのか全くわからない。でも、でも、小さな衣料品店で働いていれば、賃金は低く、労働時間は長く、条件や環境も最悪だが成功者の商売の秘密が目の前で見られ独立して仕事を始めるときのコツも学べる。

・飛行機は経験の乏しいパイロットが操縦する方が安全だ。経験の豊富な機長は経験の少ない副操縦士に遠慮無くものが言える。

あたりかなぁ。

他にも、1万時間の法則はもちろん、なぜアメリカの一部地域には抗争が多いのかとか、なぜアジア人二兆時間労働が多いのかなどの民族的な勤勉さに対する考察や、考える(問題を解くためにかける時間)時間についての考察も非常にユニークで面白い。

自分自身の環境をどういうものにおこうかと言うことを考える事と同時に、自分の子供達の環境をどういうところにおいてあげようかと言うことを考えるいいきっかけになった。


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読み終えた直後に、読んでいなかった他の著書「ブリンク」も発注。これも楽しみ。
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# by osamu_tamura | 2009-08-31 12:29 | ビジネス書-マーケティング

渡邉美樹のシゴト進化論

仕事術と言うよりも、「人生の中で、生きる上で仕事をどう捉えるのか?」という印象が強いかな。

さすがに一言一言がすばらしいのだけど、範囲が広すぎて・・・。

「なんだか自分は未熟だなぁ」と、この歳になってもまだ思う。

渡邉美樹のシゴト進化論渡邉美樹のシゴト進化論

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# by osamu_tamura | 2009-08-21 20:03 | ビジネス書-仕事術